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江戸時代は徳川幕府によって長く平穏の世が続いた時代です。しかしそれはテレビの時代劇に見られるような町奉行配下の八丁堀の役人が目を光らせていたのではなく、ほとんどが一般庶民の手にゆだねられていたのです。なぜなら当時は、広い江戸市内を廻り方同心十数人だけで警戒していたとされているので、庶民は自分たちで警護にあたったのです。まず町に木戸を作り、非常時にはこの戸を閉じました。次に、各町々に番小屋を建て、三人から七人の番人で警戒にあたったとされています。まさに役人任せにせず、自分たちの安全は自分たちが守る、が江戸庶民の心意気だったのです。